私は、生まれも育ちも浅草です。
人と人との距離が近く、困っている人がいれば自然と声をかける。誰かに受けた恩を忘れず、約束したことは最後までやり遂げる。そんな人情の街で育ちました。
そして、私の身近には、いつも江戸っ子の父の背中がありました。
多くを語らなくても、筋を通す。
引き受けた仕事には責任を持つ。
人とのご縁を大切にし、困っている人を放っておかない。
その姿を見ながら育ったことが、今の私の仕事に対する考え方の原点になっています。
私自身、二人の息子を育ててきました。子育てと日々の生活に向き合う中では、自分のことを後回しにしなければならない時期もありました。思いどおりに進まないことや、立ち止まらざるを得ないことも少なくありませんでした。
それでも、心のどこかには、いつか自分の力で新しいことに挑戦したいという思いがありました。
そして私は、還暦を迎えてから起業しました。
一般的には、何かを始めるには遅い年齢だと思われるかもしれません。しかし、私はそうは考えていません。
何事も、始めるのに遅すぎることはありません。
そして、残りの人生で一番若いのは、いつでも「今」です。
過ぎた時間を数えるのではなく、これから使える時間を大切にする。できない理由を探すのではなく、今の自分にできる一歩を踏み出す。その一歩が、スマステ株式会社の始まりでした。
私たちが扱うデジタル技術は、目まぐるしい速さで進化しています。しかし、どれほど便利な技術が生まれても、それを使うのは人です。
技術だけが先に進み、人の気持ちや現場の事情が取り残されてしまえば、本当に価値のあるシステムにはなりません。
だからこそ、私たちはシステムをつくる前に、まず人の話を聞きます。
何に困っているのか。
どのような仕事を大切にしているのか。
その先に、どのような未来を思い描いているのか。
言葉になっていない思いまで丁寧に受け止め、その会社、その人に本当に必要な仕組みを一緒につくっていく。それが、私たちのシステム開発です。
難しいことを、分かりやすく。
必要なものを、必要な分だけ。
仕事は誠実に、対応は迅速に。
そして、一度結ばれたご縁を末永く大切にする。
浅草で受け継がれてきた人情と、江戸っ子らしい粋な心を、これからの時代を支えるデジタル技術につなげていきたいと考えています。
新しい一歩を踏み出すことに、年齢も会社の規模も関係ありません。変わりたい、前へ進みたいという思いが生まれたその瞬間が、最も早い出発点です。
私自身が還暦から挑戦を始めたからこそ、迷いながらも前に進もうとする方々の気持ちに寄り添えると信じています。
スマステ株式会社は、人情を忘れず、義理を欠かさず、確かな仕事を積み重ねてまいります。
人情でつなぎ、デジタル技術で粋な社会をつくる。
浅草から、誰もが「今」から新しい未来を始められる社会へ。
皆様とともに、一歩ずつ歩んでまいります。
スマステ株式会社
代表取締役 三品友美